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つながるカタチ ~おおきくなったねの会に向けて~
こんにちは。
幼児リーダーの西田です。
昨年度の終わり頃、
宇宙図鑑に興味を持ったSくんをきっかけに、
今年度の年長るり組は
宇宙に関心をもって楽しんできました。
絵本の影響から、
6月にはペットボトルロケットを作って
飛ばしてみたり、
7月のプラネタリウムへのお出かけの際には
るり組が作った
こいのぼりの‶にじいろちからくん″を通して、
‶ナーサちゃん″という宇宙に住んでる
お友だちとも仲良くなり、
9月のスペシャルるりタイムの時には
宇宙味(⁈)のアイスクリームを
プレゼントしてもらいました。
そんなるり組の様子に影響を受けた
年中やまぶき組や年少あかね組も
宇宙について興味を持ち始めました。
ある日、小学校の就学時健診で
午後からるり組がほとんど帰ってしまった時には、
午睡から目覚めたあかね組のお友だちが
「るりさんがいない。
宇宙人に連れてかれちゃったのかな」と
心配する姿も見られたほどです。
そんな子どもたちに10月の遠足の時には
宇宙人から手紙が届き、大盛り上がり。
全員でミッションをクリアして
‶うちゅうたいいんしょう″を
いただくことができました。
楽しかった経験をもとに、
より宇宙について楽しめるよう、
宇宙に関する絵本を何冊か用意してみました。
これがどの学年にも大人気。
特にお気に入りが
『ひみつのラーメンやさん』
(作:黒岩まゆ、KADOKAWA)。
ラーメンやさんになりきって楽しめるよう
エプロンや帽子、どんぶりやれんげなどを用意すると、
早速、変身してラーメンを作り始めました。
そのうち注文を書く動作が見られたので
注文票や鉛筆も用意すると、
「何のラーメンが食べたいですか?」
「トッピングは何にしますか」
「デザートもありますよ」と
せっせと書き込んでいます。
また『うちゅうひゃっかてん』(作:黒岩まゆ、小学館)を
読み合った時には
「どんな宇宙船に乗りたいか?」や
「どんな宇宙人がおもしろい?」など想像力を膨らませ、
『宇宙人がいた』(作:やまだともこ、絵:いとうみき、金の星社)を
読み合うと、宇宙人のコスモのポーズを真似したり・・・。
宇宙の世界をみんなで楽しんでいます。
そんな中、12月21日土曜日に
‶おおきくなったねの会″がありました。
何をやりたいか、どのような内容にしようか、
るり組みんなで話し合いましたが、
やはり「宇宙のお話がいい」という
意見で一致しました。
どのお話にしようか?
人気の3つのお話があがったものの決められず、
全部合わせた宇宙ストーリーにするのは
どうかと提案すると、
全員が満面の笑みで「うん、いいね」。
やまぶき組に「一緒にやろう」と
るり組から話をすると、やっぱり笑顔でうなづき、
宇宙好きがつながっています。
やまぶき組同士で声を掛け合い、
「みんなで力を合わせて頑張るぞ!」と
張り切る姿は運動会からつながっています。
今年度から幼児3学年が一緒に過ごしているので、
4、5歳児の好きがつながり、
あかね組もひみつのラーメンやさんになりたくて、
宇宙つながりになりました。
一緒にうちゅうせんのうたを歌ったり、
手遊びも楽しんでいます。
大道具や背景はるり組が製作したものを
あかね組も使わせてもらうことにしました。
ここにもつながりがあります。
子どもだけでなく大人も同じです。
今まで幼児(主に年長)の担任をしていて、
とてもやりがいがありました。
今年は幼児リーダーという立場で
同じ思いを共有し、サポートして、
このやりがいを職員にもつないでいきたいと考えました。
それに応じて担任たちも
子どもたちに向き合い、頑張ってきました。
まだまだお互い未熟ですが、
これも”つながる”ということかと思います。
乳児の職員も、
”おおきくなったねの会”のために
たくさん協力してくれ、
職員の輪もつながっていました。
”おおきくなったねの会”の中では、
日頃楽しんでいること、得意なこと、
好きなことを継続して取り組んできた姿や、
ちょっと難しいことに挑戦したり、
友だちと協力しているところを
見ていただきたいなと思っています。
たくさんの人の前で緊張しますが、
乗り越えた経験が自信となり、
その先にはまた新しい挑戦へと
つながっていくことでしょう。
つながるカタチは色々です。
当日も、これからも、
温かく見守っていただけると
うれしいです。